2015年7月27日月曜日

第2回活動報告(2015年6月28日)

平成27年6月28日(日)に行われた第12回敬心学園学術研究会の一般演題にて発表を行いました。

一般演題は「保育」「教育」「基礎医学・リハビリ・療法」「福祉」の4つのテーマが設けられ、教室は満席となり溢れてしまうほど活況でした。

【発表内容】
◼︎発表者
杉山 隆一さん

◼︎演題
『介護職が抱えるストレスの原因とその対処法ー聞き取り調査の一考察からー』

◼︎背景
介護職は、厳しい職場環境であり離職率が高いという事例がメディアで取り上げられ、一般社会においても、そのように認識されている場合が多い。
介護福祉士養成校を卒業後、専門職業人として福祉現場に就労している卒業生達は、どのようなストレスを感じているのか。自職場において介護職が抱えるストレスの原因について調査し、その対処法を求め、導き出されたものは単にストレスの解消に留まらないと予測される。それは科学的・客観的介護の確立、ケアの質を揃えるマニュアルや研修体制、スーパービジョンのあり方、心身の健康維持・気分転換の方法等も現われてくると考えられる。

◼︎目的
介護職が感じているストレスからその原因を究明する。また環境因子と対象である介護職自身がもつストレングスを活用した解決方法を見出す。

◼︎方法
福祉現場における介護職員に対して、職員同士の人間関係における摩擦、利用者との関係におけるストレス、業務に関するストレス等について聞き取り調査を行う。その回答結果を考察する。

発表後は参加者からの質問が多数あり、介護職員のストレスに対する関心の高さを感じ、大変興味深い演題発表になりました。

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